くるくる日誌

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1分でわかる考え方:「上から2ばんめの形はどれでしょう?」小学校受験ペーパー問題解説(重なり図形)

くるくる研究員の来丸(くるま)です。今回は、正解率64%で苦手ランキング10位、2/3の人が正解する、重なりの順番を考える問題です。(※正答率は、挑戦データ20,000件に基づいて「くるくる」が独自で算出。)

問題

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上から2番めに重なっている形を、右から選びましょう。

正解

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左上が正解です。

考え方

大事なのは1ばん上(あるいは1ばん下)の形を探すことです。

そのために図形と図形が重なっているところに注目しましょう。

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重なっているところに青い丸で印をつけてみました。

よく見ると、青い丸が1つ付いている形と2つ付いてる形がありますね。ここでは☆と△に印が1つついていて、□とイガイガの形には印が2つついています。

1つだけ印の付いている形が、一番上か一番下です。重なり方を見ると、☆が一番上です。今回は上から2ばんめを聞かれているので、☆の次の□が答えですね。

このやり方を身に付ければ、上から、下から何番目を聞かれても大丈夫ですね。

まとめると次のようになります。

  1. かさなっている所に注目する
  2. 1か所だけ重なっている形を見つける。
  3. 2は一番上か一番下なので、どちらかを基準に決める

慣れてくると印がいらなくなりますよ。

また実物で訓練すると、頭のなかに立体的な重なりをイメージできるようになって、すぐ答えられるようになります。

この問題が収録されているステージ

小学校受験の定番アプリくるくる - ANONEE Inc.

上記アプリのステージ「図形1」、ワークブック「かさなり」に含まれています。

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