くるくる日誌

小学校受験の定番問題集アプリ「くるくる」を使った学習法や、学習ビッグデータ分析に基づいたお受験合格の秘訣、面接対策にも使える世界の最新教育事例を研究員が報告します。

アプリの問題集より紙の問題集のほうがいいのでは?(小学校受験・お受験の疑問)

こんにちは、研究員のエドワードです。今回は、「アプリの問題集より紙の問題集のほうがいいのでは?」という疑問についてお答えします。

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くるくる: 小学校受験ペーパー入試問題集アプリ』に関するQ&A

Q. アプリの問題集より紙の問題集のほうがいいのでは?

ペーパー対策は小学校受験を通じて受けるストレスの要因の大部分を占めます。小学校受験はペーパー対策以外にも面接など色々と準備しなければならずとにかく大変です。こどもの負担もおうちのかたの負担も想像以上にあります。受験本番が近づくにつれて、焦りや緊張からストレスも増えていきます。そうした心理的重圧からチック症になるこどもは少なくないと聞きます。

ここで、かんたんにペーパー対策を紙の問題集で行うことのメリットとデメリットを箇条書きしてみます。

紙の問題集のメリット
  1. 入試のペーパーが紙なので本番で違和感を感じなくて済む
  2. 鉛筆の練習になる
紙の問題集のデメリット
  1. 大量にコピーする必要があり面倒 (☆)
  2. 場所を取って散らかりやすい
  3. たくさんの紙を管理しなければいけないので紛失しやすい
  4. 持ち運びに不便(いつでもどこでも問題演習できない) (☆)
  5. お話や記憶の問題の出題はおうちのかたがする必要があり面倒
  6. 採点はおうちのかたがする必要があり面倒 (☆)
  7. 学習の記録が残らないので分析できない(分析できないから苦手な問題は苦手なまま本番を迎える) (☆)
  8. 毎回同じ問題なので問題を暗記してしまう
  9. 正解でも不正解でもリアクションがないのでこどもにとってはつまらない(つまらないうえに同じ問題をたくさん解かされ、できないと怒られるのでこどもにとっては苦行に感じる) (☆)
  10. 紙で指を切ることがある
  11. 大量の紙を消費するので環境に優しくない

ざっと挙げてみました。細かく検討すれば他にも挙げられると思いますが、80%は網羅していると思うので良しとします。アプリの問題集のメリット・デメリットは紙の問題集のちょうど裏返しになるでしょうか。紙の問題集のメリットは2個、デメリットは11個です。反対にアプリの問題集のメリットは11個、デメリットは2個となります。単純な数の比較だけですが、アプリの問題集のほうが紙の問題集より優れていると言えそうです。

「入試のペーパーが紙なので本番で違和感を感じなくて済む」は本質的な長所ではない

では内容はどうでしょうか?紙の問題集のメリットの1つ目「入試のペーパーが紙なので本番で違和感を感じなくて済む」についてはアプリにはない長所です。しかしながら、これは本質的な長所ではありません。現状、ほぼすべての小学校のペーパー試験は紙で行われるので、最低1度は紙で問題演習しておかないと本番で混乱してしまいそうですが、それだけで本番で混乱してしまうようであれば適応力に乏しいので、そもそも別の試験科目も上手くいかないと思われます。

結論としては、本質的なメリットではないので、「入試のペーパーが紙なので本番で違和感を感じなくて済む」という点は無視できるでしょう。小学校入試を突破するには、ペーパーでも口頭試問でも、映像出題でもゲーム形式でも、出題形式によらず答えられるように本質的なトレーニングを積み、思考力や理解力、適応力や粘り強さを鍛えておきましょう

「鉛筆の練習になる」は本質的な長所ではない

紙の問題集のメリットの2つ目「鉛筆の練習になる」はどうでしょうか?上に書いた通り、現状、ほぼすべての小学校のペーパー試験は紙で行われるので、鉛筆やクレヨンは使えるようになる必要があるでしょう。実際に「運筆」といって鉛筆の使い方を練習する問題集もあるようです。しかし、これは本当に必要なのでしょうか?なぜ鉛筆の練習をする必要があるのでしょうか?

なぜ鉛筆の練習をする必要があるのかというと、小学校で実際に使うからですね。それ以上の理由はありません。鉛筆で文字や図形を上手に書けないのは主にペンを握る際の握力が足りないからですが、握力は年齢とともに誰もが獲得するものなので心配ありません。

鉛筆の存在感は半世紀でとても小さくなってしまいました。過去50年のあいだに、大人が文章を書くための道具は、ペンからキーボードに変わりました。シェイクスピアのすごさは、鉛筆の使い方ではなく、文の書き方が原因です。フォントデザイナーを目指すなら、美しい文字の書き方を学ぶ必要がありますが、それでも鉛筆の使い方を学ぶ必要はないでしょう。

鉛筆の使い方は、自転車と一緒で、実際に使えば覚えますこどもが好きなことをするのが一番良い学び方です。お手紙を書いたり、お絵描きしたり、日頃から慣れておけばいいのです。わざわざペーパー対策と一緒に特訓するようなことではありません。以上から「鉛筆の練習になる」という点も本質的なメリットではないと結論付けられます。

紙の問題集のメリットは0個に

ここまでで紙の問題集のメリットは0個になってしまいました。デメリットは11個ありますが、すべて紙を使う以上解決できそうもありません。「☆」をつけた紙の問題集のデメリットは特に致命的です。でもアプリの問題集ではすべて解決できます。他の一般的なアプリはわかりませんが、少なくともくるくるでは解決しています

アプリの問題集くるくるのメリット
  1. アプリの中にすべて問題があり購入・DLするだけなので大量にコピーする必要なし (☆)
  2. アプリの中にすべて問題があるので場所も取らない、散らからない
  3. くるくるが問題の管理をしているので、たくさんの紙を管理する必要はなく紛失もしない
  4. くるくるはiPhone/iPadアプリなので持ち運びでき、いつでもどこでも問題演習できる (☆)
  5. お話や記憶の問題の出題でもくるくるがするので、おうちのかたがする必要なし
  6. 採点はくるくるがするので、おうちのかたが採点する必要なし (☆)
  7. くるくるでは学習の記録が残り、分析できるので、苦手な問題は苦手なまま本番を迎えることはない (☆)
  8. くるくるでは選択肢も毎回入れ替わり、毎回同じ問題が出題されることはほぼないので、問題を暗記してしまう心配がない
  9. くるくるでは正解でも不正解でもリアクションがあるので、こどもにはゲームのようで面白く感じる。ゲームのように面白いのでたくさん解いても嫌になりにくく、できなくても怒られることはないのでどんどんのめり込んでいく (☆)
  10. 紙で指を切ることはない
  11. 大量の紙を節約できるので環境に優しく、環境保護にも貢献できる

くるくるアプリを日々の問題演習に取り入れるだけで、これだけのメリットを享受することができます。その上、くるくるはこどもひとりでも使えるように設計されているので、かんたん操作で誰でも使いこなすことができます。どんなにアプリが苦手な人でも大丈夫です。

Q. アプリは目に悪いのでは?

コンピュータのディスプレイが発するブルーライトは、アプリの問題集の唯一のデメリットかもしれません。スマートフォンやタブレットが当たり前になった現代では、目の健康を守るための仕組みが必要だと私たちは考えていますくるくるでは、お子様の大事な目の健康を守るために、アプリ提供開始時からブルーライトカット機能を搭載しています。詳しくは以下の記事をご覧ください。

Q. アプリの問題は解けても紙の問題だと解けないのでは?

「アプリで解けて紙だと解けない」というのは迷信です。くるくるで好成績の人は模試でも好成績ですし、その逆もしかりです。統計的に相関があります。要は、理解しているかどうかが重要で、媒体は関係ありません

Q. 親が付きっきりで面倒をみないといけないのでは?

「親が付きっきりで面倒をみないといけない」というのも迷信です。そのような説を裏付けるデータはありません。子が求めるとき、大事なときに一緒にいればいいのであって、いつでもどんなときでも付きっきりで面倒をみるというのは過保護気味ですし、現実的ではありません。

こどもは好きなものには熱中して取り組み、めきめき上達しますペーパーが苦手なこどもは紙の無味乾燥な退屈さに嫌気が差しているだけかもしれません小学校受験では、親の感じるストレスもこどもの感じるストレスも考える必要がありますが、同時に解決するには既存の方法では不可能です。親を立てれば子が立たず、子を立てれば親が立たず、となるためです。新しいアプローチを取るべきです。

くるくる: 小学校受験ペーパー入試問題集アプリは紙の問題集を進化させたような存在で、7000問を超えるペーパー問題はもちろん、アプリという特性を生かし、様々な便利な機能を提供しています。親にも子にもストレスフリーなペーパー対策アプリとして、多くのユーザーのみなさまに支持されています。無料おためしができますので、まずはお気軽にお試しいただければと思います。

2019/11/01: 現行のアプリバージョンに合わせて一部表記を修正更新しました。

(※この記事の内容は、記事執筆時のアプリバージョンをもとに作成しています。アプリは日々改善されているため、記事執筆時よりも優れている場合があります。予めご了承ください)

photo by Brad Flickinger

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